バックトゥザフューチャーのレーガン大統領は誰?実在したのかについても

映画「バックトゥザフューチャー」に、レーガン大統領という実在した人物が、会話の中だけですが登場します。

主人公マーティーが過去にタイムスリップし、親友の博士であるドクにそのことを伝えようとするけれど、なかなか信じてもらえないシーンですね。

ドクは彼のことを俳優と言っていましたが、どういうことなんでしょうか?

今回は、そのレーガン大統領がどういった人物か気になったので、調べてみました。

ドクとの会話の中で出たレーガン大統領は誰?

映画の中で、マーティーが1985年から1955年にタイムスリップしてきたことを信じられないドクが、未来のことを当ててみろと言わんばかりにマーティーに問いかけます。

「それじゃあ聞くが、未来少年よ。ヘッ!w

1985年におけるアメリカ大統領は誰だ?」

「ロナルド・レーガン。」

ロナルド・レーガン?俳優の!?ハッ!w

それじゃあ副大統領はジェリー・ルイスか!

大統領夫人はさしづめ、ジェーン・ワイマンってとこか?」

「待ってよ、ドク!」

「そうなると財務長官は、ジャック・ベニーあたりだな!」

「お願いだから聞いてよ!」

「お前さんの冗談に付き合っている暇はないんだ!おやすみ、未来少年!」

ドクはそう言ってマーティーをはねのけてしまいますが、このロナルド・レーガンという人物は、元は俳優だったのでしょうか?

レーガン大統領は実在した!

ロナルド・レーガンは、1981年から1989年まで2期8年に渡って歴任した第40代アメリカ大統領です。

どのような人物だったのか、詳しく見ていきましょう。

俳優でもあったレーガン

話や演技がうまかったレーガンは、ラジオアナウンサーを務めたのちハリウッドに向かい、映画俳優となりました。

1937年に「Love is On the Air」で初めて映画の出演を果たし、1940年には「Knute Rockne All American」で主人公の親友役を務め、ブレイクしています。

結婚歴としては、1940年、ドクが言った通り女優のジェーン・ワイマンと結婚しましたが、8年後に彼女がアカデミー主演女優賞を受賞したことが原因で離婚となりました。

その後、駆け出しの女優だったナンシー・デイビスと再婚しています。

また、1950年代後半からテレビに出演するようになり、司会を務めたりやCMに出るようにもなりました。

「バックトゥザフューチャー」でマーティーがタイムスリップしたのが1955年ですから、ドクが「ロナルド・レーガン?俳優の!?」と言っていたのはこの頃なんですね!

より注目される場としてテレビに出ていたレーガンでしたが、徐々に政治に関わるようになり、テレビ番組「Death Valley Days」の司会で俳優活動を終えることになりました。

大統領としてのレーガン

1967年、レーガンはカリフォルニア州知事に就任しました。

その後大統領選挙に出馬しましたが2度敗れ、1981年、ついに大統領就任を果たします。

ロナルド·レーガン大統領

すごいのが、就任後ほどなくして暗殺未遂事件に巻き込まれて銃弾を浴びてしまいますが、70歳という高齢にもかかわらず10日で回復しているんです!

超人ですね。笑

政策としては、「レーガノミクス」と呼ばれる経済政策や、麻薬や人種差別対策、ソ連との冷戦における国防予算の増額などを行いました。

中南米の社会主義国家に対しては厳しい態度を取りましたが、ソ連を変えようと動くゴルバチョフや、保守派だった日本の中曽根総理とは仲が良かったみたいですね。

高齢もあってか、手術を受けたり難聴になったりもして、任期を終えた後にアルツハイマーと診断されました。

最期は肺炎により、93歳の長寿を全うしました。

ユーモアに富んだレーガン

強硬な外交政策を打ち出したレーガンですが、キャラクター的にはユーモアに富んだ人物だったようで、ジョークを飛ばすことがよくあったみたいです。

暗殺未遂事件で入院しているときでも、「避けるのを忘れてたよ」と奥さんに冗談を言っていたようですね。笑

(ちなみにこれは、チャンピオンボクサーのジャック・デンプシーが不意にタイトルマッチを落としたときに奥さんに言った有名なセリフだそうです。)

レーガンがライバルを押しのけて大統領になったり、失策やスキャンダルが続いても高く支持されたりした背景には、こういった彼の陽気なキャラクターがあったからだとも言われています。

冗談を言える、笑いを取れるというのは、それだけでもすごい武器になるんですね!

ドクが言っていた他の3人も実在した!

ロナルド・レーガンについては以上ですが、ドクが会話の中で言っていた他の3人:ジェリー・ルイスジェーン・ワイマンジャック・ベニーについても調べてみました。

ジェリー・ルイス:コメディアン

ジェリー・ルイスはアメリカのコメディアンで、俳優や映画プロデューサー、脚本家や映画監督でもあった人物です。

24時間テレビ「愛は地球を救う」のモデルにもなった基金を立ち上げたり、全米にテレビ中継されたチャリティーコンサートを開催したりもしていたようです。

ジェーン・ワイマン:映画女優

ジェーン・ワイマンはアメリカの映画女優で、アカデミー主演女優賞を獲得しています。

3人目の夫がレーガンだったようで、彼が大統領になったときにはやはり知名度が上がっています。

映画だけではなく、テレビ番組の司会も務めていたみたいですね。

ジャック・ベニー:コメディアン/俳優

ジャック・ベニーもアメリカのコメディアンで、俳優もやっていたみたいです。

ラジオやテレビ、映画に出演しました。

「Well!」などの短い言葉でも笑いをとれることで有名だったようですね。

まとめ

いかがでしたか?

映画「バックトゥザフューチャー」はレーガンも大好きで、ホワイトハウスで何度も見ていたようです。

また、演説には劇中で出てきたセリフを引用し、「我々の行くところには道は必要ない」と言ったというエピソードも残っています。

実在する人物を取り入れ、時代を超えるからこその笑いを取るバックトゥザフューチャーは、やはり面白いですね!