本能寺の展覧会に行ってみた体験記!信長公廟や宝物館の展示品内容など

大河ドラマ『麒麟がくる』はラストスパートが迫り、もうすぐ本能寺の変ですね!

本能寺では現在、『本能寺の変と天下人』という展覧会をやっていて、織田信長に関わる展示品を見ることができます。

その展覧会に行ってきたのと、信長公廟も見てきたので、展示品の内容やその感想などを紹介したいと思います。

本能寺の展覧会の基本情報

まず、展覧会『本能寺の変と天下人』はどこでやっているのか、いつまで開催しているか、料金はいくらかなどの基本情報をお届けします。

本能寺の場所とアクセス

2020年12月24日、本能寺にやってきました。

本能寺

最初は細い門から入ってしまったので入口の場所に迷いましたが、何とか見つけました・・・(^^;

本能寺は移転したので、織田信長が明智光秀に討たれた当時の本能寺は残っておらず、現在は京都市中京区の寺町通にあります。

参拝時間は午前6時から午後5時までで、参拝料金は無料です。

アクセスは、地下鉄東西線の市役所前駅を降りてすぐのところにあります。

詳しい情報はこちらをご覧ください。

ちなみに、本能寺の変があった場所は京都市中京区の蛸薬師通り沿いにあります。

行ってみましたが、こちらは狭い通りの上に車通りが多かったので、落ち着いて写真を撮るのは難しいと思いました。

本能寺跡

今では住宅地になっており、石碑だけがポツンと立っています。

展覧会「本能寺の変と天下人」の基本情報

本能寺には、本堂のほかに大寶殿宝物館(だいほうでんほうもつかん)、信長公廟(のぶながこうびょう)や塔頭寺院(たっちゅうじいん)と呼ばれる本能寺に給仕する七つの子院があります。

今回拝観した展覧会「本能寺の変と天下人」は、これらのうち大寶殿宝物館で見ることができました。

2020年10月3日から開催されているこの展覧会は、2021年の1月31日までやっています。

朝9時から夕方5時までやっていますが、入場は夕方4時半までやっています。

そして12月26日から1月6日の間は休館ですので、行こうと思っている方は注意が必要です。

また、料金は一般の方が700円、中高生が500円で小学生が300円と、普段の宝物館の拝観料金よりも高くなっているので気を付けてください。

信長公廟や宝物館の展示品内容

それでは、本能寺で見た信長公廟や展覧会の具体的な内容を紹介していきます。

信長公廟の展示品内容

廟(びょう)というのは、建造物の伴う墳墓や神仏を祀る寺院といった意味で、信長の太刀が納められています。

本能寺の変の1か月後・7月3日に、三男信孝によって本能寺が信長の墓所と定められ、信長公廟が建立されました。

信長の遺体は発見されなかったため、信長の使用していた太刀が納められています。

信長公廟

くぐってみると、普通のお墓が建っていました。

信長の墓

正直信長の太刀が見たかったのですが、納められているので見えるはずもありません。

宝物館の展示品内容

続いて、宝物館の展覧会を見ていきます!

宝物館は1階と2階に分かれ、エレベーターで移動します。

1階にはお土産売り場や小さな写真撮影コーナーがあり、展示品は2階にありました。

1階の写真コーナー

会場はガランとしていて、暇で眠そうにしている管理人がいるぐらい。(笑)

展示品を見てみると、信長や信長にかかわりのある武将たちの肖像画や位牌に書状、太刀に茶器などがありました。

また、日蓮聖人の本尊など、信長とかかわりのなさそうな展示品もありました。

全部で65個の展示品があったのですが、印象に残った展示品と感想を掻い摘んで挙げていきます。

  • 『日蓮大聖人御曼茶御本尊弘安三年』→金ぴかで見栄えが良かった
  • 『信長公肖像画』→普段見慣れているものと違い、髭のないものが新鮮だった
  • 『信長公太刀 三条宗近』→信長公廟で見られなかったものが見られてよかった
  • 『南蛮船図 屏風』→信長は出てこなかったけれど大きくて目に入った
  • 『本多忠勝着用陣羽織』→きれいなオレンジ色で、実際に着ていたと思うと感慨深かった
  • 『森蘭丸 陣太刀』→相当大きかったので、18歳で振り回せる森蘭丸がすごいと思った
  • 『香炉「三足の蛙」』→可愛かった(笑)

後ろ足が一本だけの「三足の蛙」は、本能寺の変の前夜に鳴き、信長に迫りくる危機を知らせたと伝えられています。

三足の蛙の香炉

古来中国では、三足の蛙には霊力があり、天災を予知する力を持つと信じられています。

本当かどうかは謎ですけどね。(^^;

展覧会の評価や感想

最後に、展覧会全体を通しての感想です。

まず思ったのが、意外と展覧会の規模が小さいということ。

展示品の数が少ないので、1階と2階で合わせて30分ほどで見終わってしまいました(文字は全部読みました)。

この規模なら、700円というのはちょっと高いな、と思ったのが正直なところです。

また、もう少し解説がほしいとも思いました。

室内には歴史秘話ヒストリアが流れているだけで何かを解説した動画がなく、少し物足りなく感じました。

例えば展示品の中に信長の書いた書状があり、その中に朱印状と黒印状というものがありました。

朱印状はより公的なもので、織田家から他の大名家へ送る際などより格式の高いもので、逆に黒印状はよりプライベートなものだったようです。

勉強不足なのかもしれませんが、これらの違いが分からなかったので見ているときにあまりピンときませんでした。

歴史に詳しい人なら分かったかもしれませんが、素人にも分かるように解説があったらもっと楽しめたと思います。

一方、面白い発見があったのはよかったです。

例えば、本能寺の名前についてです。

後で見たら公式サイトにも書いてあったのですが、本能寺という名前は、元々は『本応寺』だったそうです。

「本門八品相応能弘之寺」という言葉から来ていたようで、これには「応」と「能」のどちらも入っていますね。

本能寺は本能寺の変だけでなく、何度も焼失しては再建されています。

1433年に3度目の建設の際、『本応寺』から『本能寺』に変わり、さらに火災が続いたので、名前を変えることになったようです。

『能』という字には「ヒ(火)」が2個もあるため縁起が悪いということで、現在では右側を「去」に変え、このようになっています。

調べればわかることなのですが、いざ行ってみてから興味を持つこともありますからね。

こういう発見があったのは、面白いと思いました。

まとめ

いかがでしたか?

展覧会としては微妙だったのですが、「本能寺に行く」という体験は、しておいて損はないと思います。

また個人的に驚きだったのは、本能寺の変だけに限らず、本能寺は何度も燃えているということ。

特に書状などは燃えやすかったでしょうに、度重なる火災から生き残ったというのは本当にすごいことです。

そういう視点で見れば、規模の小さな展覧会でも一見の価値は出てくるんじゃないかと思います。