堕姫(だき)と妓夫太郎(ぎゅうたろう)のかわいそうな過去とは?本名や最期についても

鬼滅の刃の遊郭編で登場する上弦の鬼・堕姫(だき)妓夫太郎(ぎゅうたろう)

相当な強さを見せて炭治郎たちを苦しめる彼らですが、その過去には悲しい背景がありました。

今回は、そんな彼らの人間時代について解説していきます。

また、堕姫や妓夫太郎はどのような最期を迎えることになるのかについても解説していきます。

それでは、さっそく見ていきましょう!

この記事でわかること
・堕姫と妓夫太郎の過去はどんなことがあったの?
・堕姫と妓夫太郎の人間時代の本名は?
・堕姫と妓夫太郎はどんな最期を迎える?

堕姫(だき)と妓夫太郎(ぎゅうたろう)のかわいそうな過去とは?

まずは、堕姫と妓夫太郎の過去について解説していきます!

妓夫太郎の貧困の少年時代

妓夫太郎は羅生門河岸(らしょうもんがし)という貧困街の遊女の子供として生まれ、少年時代から極度の貧困生活を送っていました。

おそらく父親は客の誰かで分からないということなんでしょうね。

母親もお金がないため、まだ何もできない妓夫太郎を邪魔扱いして何度も殺そうとしました。

妓夫太郎は何度も抜け出し、飢えては虫やネズミを捕まえて食いつなぐという最下層の暮らしをしていたのです。

虫やネズミしか食べるものがないって・・・、どれだけ追い詰められてたの!?

そんなひどい生活をしていたわけですから、妓夫太郎は痩せこけて体はボロボロ、汚らしい格好で吉原中の嫌われ者となってしまいます。

美しさによって競い合う場所ですから、たとえ男でも汚い者は疎ましがられたんでしょうね。

お客さんが忘れていった鎌が遊び道具で、それが後の血鬼術「血鎌(ちがま)」になったと考えられます。

こんな生活をしていたため、妓夫太郎には幸せそうにしている人間を恨めしく思うという曲がった感情が生まれたんでしょうね。

妹・梅が生まれてからの妓夫太郎

妓夫太郎の人生が変わったのは、妹のが生まれてからです。

後の堕姫ですね。

醜い姿の妓夫太郎とは違い、生まれてきた妹は小さい頃から周囲の人間も目を見張るほどの美貌を持ち合わせていました。

それは容姿を蔑まれて生きてきた妓夫太郎にとっては誇りに思える存在で、守るべき存在でした。

その頃から喧嘩の才能があることに気付いた妓夫太郎は、取り立ての仕事をするようになりました。

遊郭ではガラの悪い客もいるでしょうから、悪態をついたり中には暴力を振るってくる客もいたことでしょう。

妓夫太郎みたいに喧嘩に強いと、そういう客から舐められたりせずに済みますよね。

大切な妹を守るため、体を張って危険な仕事も請け負っていたのです。

喧嘩が強く恐れられる存在となったことで、妓夫太郎は生きる自信を得ていきます。

堕姫は客の目を刺して丸焼きにされる

そんな兄を持つ梅はその美貌を活かして花魁として出世し、売れっ子として名を馳せていくことになります。

しかし梅が13歳のある日、事件が起こります。

客の一人である侍の目玉を突いて失明させてしまうのです。

理由は、兄の妓夫太郎のことをバカにされたから。

喧嘩が強い妓夫太郎でも、やはりガラの悪い奴ということでよく思っていない人間も多かったのでしょう。

堕姫からしてみれば、自分のことを大事にしてくれた兄を悪く言われるのは耐えられなかったんでしょうね。

妓夫太郎は梅には「奪われる前に奪え」「取り立てろ」と教えていました。

そのため梅は譲れないものを守るために侍に楯突いたのです。

梅が妓夫太郎からの教えを守らず、従順にしていたらもう少し違う人生があったのだろうと妓夫太郎は考えていました。

当然梅は、侍の目を失明させた報復を受けることになってしまいました。

なんと梅は縛り上げられ、生きたまま丸焼きにされてしまうのです。

妓夫太郎が仕事を終えて戻った時には梅の息は絶え絶えとなっていて、丸焦げの梅を抱きかかえて泣き叫びます。

梅(堕姫)と妓夫太郎が鬼になった理由

妓夫太郎は死にかけている梅を抱えて泣き崩れますが、その背後から梅を丸焼きにした侍から斬りかかられてしまいます。

しかし、そこは喧嘩の強い妓夫太郎。

死にかけの状態になりながらも、侍がトドメを刺そうとしたときに持っていた鎌で切りかかり、丸焼きにした侍とその侍を読んだ女を殺害してしまいます。

その後ボロボロの状態で同じく死にかけの妹を抱え、逃亡します。

妓夫太郎に手を差し伸べる者はなく、ついには雪道に倒れ込む妓夫太郎。

悲しい過去を背負った兄弟は、こうして亡くなるはずでした。

・・・そこに鬼が現れるまでは。

妓夫太郎の前に、当時の上弦の陸であり現在の上弦の弍である童磨(どうま)が手を差し伸べたのです。

「血を与えてやる。上手くいけば鬼となって生き延びる」と言って兄弟に無惨の血を与え、2人は鬼となったのでした。

妓夫太郎は妹を助けるため、そして幸せそうにしている人間たちを許せず、幸せを奪うため鬼となることを決めたのです。

悲惨な過去を持っていた妓夫太郎だからこそ、鬼になるしか道がなかったのね・・・。

堕姫と妓夫太郎の本名は?

続いて、堕姫と妓夫太郎の本名について解説していきます。

堕姫の本名は梅

堕姫は鬼としての名前であり、人間時代はという名前がありました。

江戸時代に普通にいそうな女の子の名前ですが、その由来は普通じゃありません。

梅というのは性病の一種である「梅毒」からきており、梅の母親がかかっていた病気からとってつけられた名前なのです。

梅の母親は遊女であるため、お客さんからもらった病気なんでしょうね。

そしてそんな性病の名前を名付けられるということは、梅というのは親から付けてもらった名前じゃないということですね。

妓夫太郎もそうですが梅も親から命を狙われていた過去があり、虐待されていました。

誰から命名されたかは分かりませんが、少なくとも母親自身や梅のことを大切に思っていた妓夫太郎でないことは確かですね。

揶揄するような名前であることから、お客さんの誰かや店の人がそう呼び始めたのかもしれませんね。

妓夫太郎の本名はない?

妓夫太郎の「妓夫」というのは、吉原での役職の名前です。

いろいろな役割がありましたが、店の客引きや飲食物の運搬や掃除、そしてお客さんからの支払い金の管理などを任されていました。

漢字の難しい妓夫ですが、「牛」とも書き「牛太郎」とも呼ばれていたのです。

妓夫太郎はお客さんから金の取り立てをしていましたが、そこから名付けられたのです。

梅のときも同様ですが、妓夫太郎も親から付けられた名前ではないのでしょうね。

おそらく妓夫太郎たちの母親は子育てをする気なんてなかったでしょうから、名づけをしようとなんて思ってもなかったんでしょうね。

最初は無名であり、それだけどうでもいい存在と思われていたのです。

妓夫太郎も梅と同様、お客さんまたは店の人から付けられた名前なんでしょうね。

堕姫と妓夫太郎の最期について

最期に、遊郭編で堕姫と妓夫太郎がどういう運命をたどるのか解説していきます!

2人同時に首を斬られる

天元は堕姫と妓夫太郎に勝つには、2人の首を同時に斬り落とす必要があると考えていました。

上弦の鬼としてこれまでの鬼たちと別格の強さを誇る妓夫太郎に加え、天元には及ばないものの炭治郎たちを十分苦しめた堕姫。

堕姫は帯による斬撃を繰り出し、妓夫太郎は血鎌による斬撃と猛毒で天元を心肺停止にまで追い込みます。

伊之助は背後から心臓を一突きにされ、善逸は瓦礫の下に吹き飛ばされてしまいました。

炭治郎ももはや動けず絶体絶命のピンチでしたが、天元が譜面を完成させ、最後の反撃に出たのです。

譜面とは、敵の動きの律動を読み音に変換することで弱点を見つけ出しやすくするという天元の能力のことです。

天元は毒の巡りを遅らせるために筋肉によって心臓の動きを抑え、その間に譜面を完成させたのでした。

また、伊之助は柔軟な体の動きで内蔵の位置を変えており、善逸も1回の戦いで2度しか使えない最高速の動きで瓦礫から脱出します。

炭治郎は天元のサポートの下最後の力を振り絞って妓夫太郎の首を斬りました。

そしてそれと同時に伊之助・善逸も堕姫の首を斬り、ギリギリのところで勝ったのです。

最後は2人で地獄へ向かう

首を斬り落とされた妓夫太郎と堕姫は、悔しさのあまり喧嘩をしてしまいます。

「何で助けてくれなかったの!?」「俺は柱を相手にしてたんだぞ」「何でトドメを刺しとかなかったのよ」という言い合いから始まり、「アンタみたいに醜い奴がアタシの兄弟なわけないわ!!」「お前さえいなけりゃオレの人生はもっと違ってた!!」などとお互いの存在まで否定するように・・・。

見るに見かねた炭治郎は妓夫太郎の口を塞ぎ、兄弟喧嘩はするなと説得します。

鬼として人の命を喰い続けてきた罪は大きく、君たちはこれからずっと罵り続けられるだろう。

だからこそ、君たちだけは絶対に互いを罵り合ってはいけない、と。

これまで妹のために命を懸けてきた炭治郎だからこそ言えるセリフだったんでしょうね。

その後2人は消えつつもお互いに謝ります。

妓夫太郎は暗い地獄へと一人で向かい、堕姫は明るい方へ行けと言いました。

でも堕姫は「絶対に離れない」「何回生まれ変わってもお兄ちゃんの妹になる」と言って離れようとしません。

最後は2人で仲良く暗い地獄へと歩き出し、2人の体は消滅したのです。

悲しく辛い過去を背負った2人の兄弟。

お互いがお互いを思い合って支え合った兄弟は、最後まで強い絆のまま死んでいったのです。

堕姫と妓夫太郎がかわいそうという声

堕姫と妓夫太郎の壮絶な人生を見て、ネット上ではかわいそうだという声が非常に多く上がっていました。

一部見ていきましょう。

そこにはさまざまな「かわいそう」がありましたが、やはり物語の終盤で仲直りして一緒に地獄へ落ちていくシーンに涙した読者が多かったんですね。

親から愛されなかった悲劇、幸せそうにしている人間が許せず鬼になってしまったことやどんなことがあっても兄弟一緒にいたいという思いは心に染みますね。

2人の犯した罪は簡単に拭い去れるものではありませんが、地獄の果てでは救いもあってほしいと願うばかりです。

まとめ

いかがでしたか?

上弦の陸・堕姫と妓夫太郎の悲劇的な過去や最期を見てきました。

妓夫太郎は吉原の最下層の貧困生活を送っており、妹梅も同様虐待されて育ちました。

梅が焼かれた事件をきっかけに鬼になってからは、幸せな人間を許せず次々と食い漁っていました。

最後は同時に首を斬られ喧嘩もしてしまいましたが、仲直りして2人一緒に地獄へと向かっていきました。

凶悪な鬼として物語が進んでいきますが、2人の悲劇を知ってからもう一度見返すとまた違う見方ができそうですね!

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