進撃の巨人・エレンは最後死ぬ?死亡理由となぜ悪役で死を選んだ?

進撃の巨人の主人公:エレン・イェーガー

エレンは最後死亡してしまいますが、なぜ死んでしまうのでしょうか?

また、なぜ悪役となったのか、そしてなぜそのような結末となるのかについて解説・考察していきます!

それでは、さっそく見ていきましょう!

この記事でわかること
・エレンはどのような最期を迎える?
・エレンの死亡理由は?
・エレンはなぜ悪役となって死ぬことを選んだの?

進撃の巨人・エレンは最後死ぬ?

まずは、エレンの最期について見ていきましょう!

天と地の戦いで死亡!

エレンは、天と地の戦いという戦いで死亡します。

これは始祖の巨人となったエレンが壁外人類を殲滅するべく地ならしを発動し大虐殺を行っていき、それをミカサやアルミンら調査兵団、マーレ兵や巨人たちが止めるという戦いで、史上最大規模の戦いです。

始祖の巨人の力を持つエレンは王家の血を引くジークと接触し、地ならしを発動します。

地ならしというのは壁を作っている幾千万もの超大型巨人を動かしてすべてを踏みつぶしていく行為で、一度これが発動されてしまうと地上は壊滅してしまいます。

パラディ島は世界からの攻撃目標となっていて、攻撃されるとなると世界中から侵攻されるため、間違いなく壊滅します。

その状況を変えるためには、地ならしによって世界の人類を虐殺して敵に再起不能の大ダメージを与えること。

ただ、いくらパラディ島が助かるためとは言っても、敵だからと言って何十億といる敵を皆殺しにするのはあまりにも非人道的ですよね?

特にアルミンはこれまでの戦いでも話し合いによって解決しようとしてきました。

リヴァイやハンジら調査兵団に加え、マーレ軍のテオ・マガト、オニャンコポンら義勇兵、ピークやガリヤード、ライナー、復活したアニなども加わって総動員で止めにかかります。

そして敵は、エレンこそがパラディ島を守る存在だとするフレッドを中心とするイェーガー派も加わって血みどろの大戦争へと発展します。

ものすごい数の人が死ぬ中で、エレンも最後討ち取られて死んでしまうのです。

エレンの首はどうなった?

さて、討ち取られたエレンの首はどうなったのでしょうか?

エレンは首を切られたのですが、その首はミカサによって埋葬されたと思われます。

その場所はおそらくシガンシナ区にあるエレンがよく昼寝をしていたという場所。

そこにエレンのお墓が建ててあるので、首はそこに埋まっているのでしょう。

そのお墓には逆から読むと「854 イネムリニツク ココデトワニ アナタ サイアイノ」と書かれているのが読み取れます。

つまり、「最愛のあなた、ここで永久に居眠りにつく。854年」と書かれているため、エレンのことを最も愛していたミカサが掘った文字だと考えられるわけですね。

このお墓がある場所は原作でもアニメでも1話で描かれており、ミカサに起こされたエレンが「すっげー長い夢を見ていた気がするんだ」と言っていた場所です。

そばに生えている木には十字架の跡が描かれていて、これからエレンが死ぬことを指していると言われています。

第1話から、エレンの死には伏線が張られていたんですね!

エレンの死亡理由は?

続いて、エレンが死亡する理由について解説していきます。

ミカサに首を切られたから

エレンが死亡したのは、ミカサに首を切られたからです。

イェーガー派に邪魔されながらも、なんとか始祖の巨人となったエレンのもとに駆け付けることができたミカサたち。

リヴァイがジークの首を刎ねたことで地ならしは止まりましたが、エレンはまだ生きていました。

そこでエレンは煙を発生させ、ジャンやコニーはじめとするその場にいたアッカーマン以外のエルディア人をすべて巨人に変え、アルミンたちに向かわせました。

もうエレンを殺さないと攻撃は止まらないという状況。

最も愛するエレンを殺さなければいけないことに迷いを抱くミカサですが、自分の手で葬ることを決意します。

雷槍で巨人の歯に穴を開け、口の中へと突入。

エレンの首を切ったミカサは、その生首とキスを交わすのです。

その様子を、始祖ユミルは微笑みながら見ていました。

エレンはわざと首を切らせた?

では、エレンがミカサに首を切られたのは、わざとだったんでしょうか?

エレンは始祖の巨人の力が使えるので、自分が地ならしを行って大量虐殺を行う未来を知っていました。

同時に、自分が人類の全滅を果たせずに2割を残して地ならしは終わることも知っていました。

つまり、エレンは自分の死についても知っていたと考えられます。

では、ミカサに首を切られて死ぬのも全部分かっていたかと言うと、原作の最終回でエレンはこんなことを言っています。

・始祖ユミルは二千年間ずっと愛の苦しみから解放してくれる誰かを求め続けた。
・その誰かがなぜミカサなのか、ミカサが何をするのかはエレンにも分からない。
・エレンは、ミカサのもたらす選択の結果に行き着くためだけに進み続けた。

後で詳しく述べますが、結果的にミカサは愛するエレンの首を切ったことで始祖ユミルは往生でき、この世から巨人の力は消えました。

しかしこれらのセリフから、エレンはその結末は見えていなかったと言えますよね。

ということは、エレンが分かっていたのは、自分が地ならしを起こして8割の人類を殺したところで自分も殺されるという未来だけ。

自分がミカサに首を切られるということまでは知らなかったということになります。

エレンはなぜ悪役となって死を選んだ?

それでは、なぜエレンは自分の命を投げ打ってまで悪役を演じたのでしょうか?

仲間を守るため

エレンは自ら悪役となり、地ならしを発動させて壁外人類の滅亡を図りました。

世界中から敵とみなされ滅亡の危機にあったパラディ島を救うためには、話し合いをするだけの時間稼ぎが必要でした。

エレンが地ならしを起こしたことで人類に8割が死滅し、深刻な被害を受けたことでパラディ島の攻撃どころでなくなり、仲間たちを守ることができたのです。

しかもエレンはアルミンやミカサに自分を討ち取らせることで、世界を破滅させようとした悪魔を倒した英雄に仕立てることに成功します。

エレンが一人悪役を演じることで、アルミン達は悪魔から英雄へと評価が変わったのです。

世界への壊滅的損害とアルミン達の英雄化で、これまで悪魔の民族と白い目を向けていた世界各国はパラディ島の人間の言うことに耳を傾けるしかなくなるでしょう。

その後平和が訪れるかさらなる戦争を巻き起こすかはエレンには分かりませんでしたが、確実に滅ぼうとしていたパラディ島人類を別の結果に導いたのです。

ミカサはエレンのその思いを受け取って、エレンを殺したのでした。

この世から巨人を消し去るため

エレンが悪役を演じたもう一つの理由は、この世から巨人を消し去るためです。

そもそも巨人は、始祖ユミルが座標で砂と水をこねて作っていました。

始祖ユミルは初代フリッツ王の奴隷でしたがあるとき巨人の力を手に入れ、その力を利用してエルディア帝国の発展に貢献してきました。

王を愛していたユミルは王の子を授かり妃となりましたが、ある時捕虜となっていた敵国兵が隠し持っていた槍を王に突き刺そうとしたところを王を庇って身代わりになり、刺されてしまいます。

王から褒められたり感謝の気持ちを期待していた彼女ですが、王から返ってきた言葉はユミルを奴隷としてしか見ていない辛らつな言葉。

絶望したユミルは生きる希望を失い命を落としますが死にきれず、座標の中を2000年にもわたって彷徨っていました。

始祖ユミルはとてつもなく長い期間、愛に対する苦しみを感じながらもフリッツ王の血を引く者たちの命令に従い、巨人の力を与えていたのでした。

苦しみの中ユミルは、ミカサが愛するエレンの首を刎ねるところを目撃します。

愛するフリッツ王のために命を落としたユミルと、愛するエレンのためにエレンを殺したミカサ。

自分とは対照的な行動をとったミカサに、始祖ユミルは自分が知らなかった愛の形を知ることになります。

自分のことを犠牲にせずともよいという愛情の苦しみから解放されたユミルは2000年の時を経て往生することができ、この世から巨人の力がなくなったのでした。

エレンの地ならしとミカサの選択によって巨人がこの世からいなくなることを知っていたエレンは、自ら悪役となる道を進んだのです。

ある意味エレンは闇落ちなどしておらず、この世から巨人を駆逐してやると誓ったあの日から何も変わっていなかったとも言えますね。

何もかも破壊したかったから

さて、エレンにはもう一つ闇落ちした理由がありました。

それは、エレンが元から持っていた破壊衝動です。

エレンの父親のグリシャはエレンが生まれたとき、「お前は自由だ」と言って聞かせます。

エレンは生まれつき自由への願望が強く、壁の中に閉じこもった生活に不満を抱いていました。

「自由」と言ってもいろいろありますが、巨人をぶっ倒して壁の向こうに行くと自由が待っていると信じていたエレンが壁の向こうにいるのは敵ばかりだと知ったとき、その敵を一掃していくことこそが自由だと思ったとしても不自然ではないでしょう。

さらにストヘス区でアニと戦った時、エレンはボコボコにされて極限状態になったとき、「あの時、気持ちいいと思った」「体が壊れるのなんか清々するくらいだった」「何ならこのまま、死んでもいいってくらい」と思っています。

またエレンが地ならしを行う前、仲間に会って事実を話しすべてが終わるまで記憶を消していたのですが、その時にアルミンに自分の想いを打ち明けています。

地ならしを行ってこの世を平らにすることは、なぜだか分からないけれどどうしてもやりたかったことなんだ、と。

つまりエレンには自分も含めてすべてを破壊したいという潜在的な破壊願望があり、地ならしもこの世のすべてを破壊するためにやったとも言えるのです。

・・・何とも恐ろしい主人公ですね。

このように、エレンの複雑に絡み合った願望が彼を突き動かし、最終章の暴走へと発展していったのです。

まとめ

いかがでしたか?

エレン・イェーガーの最期やなぜ悪役となることを選んだかについて解説してきました。

エレンは愛するミカサに首を切られて死亡しました。

その目的はこの世から巨人の力をなくし、同時に世界から侵攻を受けようとしているパラディ島の仲間も守ること。

ミカサやアルミンを救うため、エレンは一人で戦っていたのです。

またエレンの奥深くに眠る黒い願望にも注目していきたいですね。

アニメもいよいよ大詰めですが、見逃せませんね!