進撃の巨人・イェレナは最後死亡する?その後どうなったかについても

進撃の巨人・マーレ編で「エルディア人安楽死計画」のために奔走したイェレナ

最初は性別も正体も目的も不明でかなり不気味な存在でしたね。

終盤はめっきり登場しなくなったイェレナですが、その後はどうなったのでしょうか?

最後は死亡したのか、それとも生きているのか。

その謎を考察していきましょう!

この記事でわかること
・イェレナは死亡したのか?
・イェレナのその後の動向は?

進撃の巨人・イェレナは最後死亡する?

まずは、イェレナは死亡してしまうのか見ていきましょう。

イェレナの最後は描かれていない

原作では、132話を最後にイェレナは登場しません。

イェレナが最後に登場したのは、リヴァイやアルミンが地ならしを発動したエレンがどこへ向かっているのかを問いただすシーンです。

イェレナはジークの安楽死計画に賛同しマーレにとっての英雄になろうとしていました。

それを実行するためにはエレンの小規模な地ならし発動による世界への脅しが有効だと考え、エレンに助言をしていたのです。

エレンはその計画に乗るフリをして世界を壊滅させるような大規模な地ならしを発動しようと考えていたので、イェレナは裏切られるような結果となりました。

マガトはそんなイェレナに拷問してエレンの行き先を吐かせようとしますが、その前に移動する飛行艇を確保する必要があったため、イェレナを連れて飛行艇の場所まで行くことになりました。

怪我を負ったイェレナにリヴァイたちが問いただし、アルミンらはエレンの居場所へとたどり着くことができたのです。

イェレナの登場シーンはこれで最後となり、以降はどうなったかは不明です。

生死は不明だが死にたがっていた

イェレナの最後に関しては死ぬシーンもなければ死んだかどうかということまで言及されていないので分かりません。

ですが、イェレナは死にたいと思っていました。

彼の目的は、世界を救う英雄となること。

巨人になりうる体質のエルディア人を始祖ユミルの力で子どもが生まれないように作り変え、誰も苦しまずに絶滅していくというエルディア人安楽死計画。

それを成功させることで、血を流さずに世界に平和をもたらすことが可能となるのです。

この計画を考えたのはジークでしたが、イェレナはその実行を助けることで英雄となれるはずでした。

そのためには自分の身分を偽ったり仲間を殺したりと、どんな手でも使ってきました。

そこまでしてでも叶えたかった夢だったのですが、エレンに裏切られていたことが判明。

エレンはジークと接触した後、始祖ユミルに頼んで全エルディア人に子どもが生まれないように頼むはずでしたが、壁を作っていた巨人に地ならしを起こすよう命令してしまいました。

おかげで世界はイェレナが思っていたのとは真逆の地獄と化し、今まで犠牲に捧げていたのは何だったんだという喪失感にかられます。

もう望みが叶うことはなくなり、本人は口にしていませんが死にたがっていることが周りからはバレバレでした。

イェレナはその後どうなった?

続いて、イェレナはその後どうなったかについて考察していきましょう。

自殺した可能性も

マガトがイェレナにエレンの居場所を吐かせようと拷問したとき、「安心しろ、殺しはしない」と言った後、イェレナは涙を流して「よかった、気が変わった」と言っています。

イェレナはエレンの裏切りによって英雄になるという自分の夢が崩れ、生きる意味を見失っていました。

おそらくいつ死んでもいいと思っていたのでしょうが、エレンが起こした地ならしがどういう結末を迎えるのか気になって、それを見届けるまでは死にたくないと思ったのです。

ミカサたちには同行していないので直接見届けることはありませんでしたが、その後の報道などで知るつもりだったんでしょうね。

そしてリヴァイがジークの首を、ミカサがエレンの首を切ったことで地ならしは止まり、巨人の力はこの世から消滅しました。

すべての結果を知った彼女は最後の生きる意味を失い自殺した、とも考えられますよね。

そんな大げさな!と思うかもしれませんが、この進撃の巨人という作品では自殺を図る人物が複数登場するので、ありえない展開ではないのです。

地ならしの一件で大きく活動したにもかかわらずその後一切彼女の名前や描写が出てこないのも、そういうことなのかもしれません。

その後は一般人として過ごした?

続いて、イェレナが生きていた場合、どのような人生を送ったのか考察していきましょう。

キヨミとともに救命ボートで逃げ帰った後、絶望を感じながらも生き続けていた場合、イェレナは特にアルミン達と関わることもなく、一般人として生きていたと個人的には考えています。

なぜかというと、アルミンが最後に言ったセリフの回想中にイェレナが登場していなかったからです。

そのセリフとは、和平交渉に赴く途中、アルミンがアニに言ったセリフでした。

それは「散々争い殺し合ってきた者たちがなぜ今一緒になって平和を訴えているのか、それを見た人たちはきっと不思議に思うだろうから、僕たちが見てきた物語を語っていこう」というものでした。

そこにはエルディア人でありながらマーレの戦士として戦ったガビやファルコ、マーレを裏切った元義勇兵のオニャンコポン、調査兵団として活躍したリヴァイ兵長らが映っていました。

みんな敵対したり殺し合ったりしていた仲ですが、最後には地ならしを食い止めエレンを倒すという共通の目的で動いていました。

アルミンのセリフと照らし合わせると、彼らはアルミン達とともに平和を訴える活動をしていたと考えられます。

そしてそこにイェレナが映っていなかったということは、イェレナはアルミン達と行動をともにしていないということ。

もっとも、最終決戦を前に自ら戦線離脱したイェレナは入るに入れないでしょうけど・・・。w

イェレナは自分が平和をもたらすという実績を作れなかったことで、英雄への道はないと思い知り身を引いたのではないでしょうか。

そして平和を実現しようとする彼らとはもう関わることはなくなったため、アルミンの回想には登場してこなかったものと思われます。

イェレナと他のキャラクターとの違い

イェレナは始め、マーレを裏切る義勇兵として登場しました。

純粋なマーレ人として生まれ差別は受けていないにもかかわらず、自分はエルディア人であると偽ってオニャンコポンら義勇兵を立ち上げました。

ジークの安楽死計画に心酔しその実現のためならワインに脊髄液を盛ったり仲間を撃ち殺したりなど何でもやってきました。

かなり残虐非道ですが、目的のためなら命を奪うことも厭わないのは、他のキャラクターも同じでした。

しかしイェレナとその他大勢とは、基本的に大きく違っていた点があります。

それは、他の多くの人物は正義のために戦ったことに対し、イェレナは英雄になりたいという極めて個人的な欲望で動いていたことです。

他のキャラクターはどんな酷い行いに思えても、そこには誰かを守りたいという正義がありました。

それぞれ立場が違うために殺し合いになってしまいましたが、それは民族のためや家族のため、国のためや仲間のためであったわけです。

それに対してイェレナは自分のためだけに動いていたため、最後の最後で心が折れてしまったのではないでしょうか。

そして歴史に名を残すような英雄になりたいという動機だけで行動していたイェレナは、最後の最後で結末さえ描かれないという皮肉な結果となってしまったのだと思います。

そう考えると、作者はあえてイェレナの最後を描かなかったということになりますね。

まとめ

いかがでしたか?

イェレナは死亡するのか、その結末や彼女の最後を考察してきました。

最後は戦線離脱して生き残ったイェレナでしたが、それを最後に登場することはありませんでした。

世界を救った英雄になりたいと思い活動していたイェレナでしたが、結局自分のためだけに動いていたため失敗すると心が折れてしまいました。

その後が描かれないという皮肉な結末を迎えたのが作者の意図するところだとすれば、進撃の巨人は脇役でも人生にしっかりと意味や教訓が持たされていて面白いですね!