裏世界ピクニックの主人公・空魚と鳥子の生い立ちや家族構成は?赤い人の正体についても

2020年1月から放送スタートのアニメ『裏世界ピクニック』。

主人公2人は、どんな家庭環境で育ったのでしょうか?

空魚と鳥子の家族構成についてまとめてみました。

裏世界ピクニック:空魚の生い立ちと家族構成

空魚は現在埼玉の大学に通っていますが、出身は秋田です。

友達が少なく人とのかかわりが面倒だという空魚ですが、その生い立ちはどのようなものだったのでしょうか?

両親と祖母との4人家族

空魚は4人家族で、両親とおばあさんと一緒に暮らしていましたが、母親を早くに亡くします

原因は明かされていません。

お母さんは優しい人だったようで、空魚の回想では温かい家庭が登場しています。

母親を亡くしたことで、空魚の一家は一変し、やがて裏世界への大冒険へとつながるのです。

カルト宗教に入信した空魚の親族

母親が亡くなったことで起こった、紙越家の変化。

なんと空魚の父親とおばあさんが、カルト宗教に入信してしまうのです!

神棚や仏壇を捨て、奥羽山脈の中央付近にある田代峠という場所に頻繁に足を運ぶようになります。

その結果、実家は信者たちの集会所になったり、学校で噂になったりして、空魚まで入信させようと試みてきます。

嫌だなあ~、それ。

・・・と思いきや、それだけでは終わりません。

入信を嫌がる空魚があまり家に寄り付かないようになると、今度は学校帰りを教団がらみで拉致されそうになったり、寝泊まりしていた漫画喫茶に火をつけられたりと、犯罪にまで巻き込まれるようになります。

とんでもない親ですよね・・・。

そんな親族に嫌気がさして、「逃げる」ということから空魚の廃墟探検は始まったのです。

裏世界ピクニック:鳥子の生い立ちと家族構成

続いて、カナダのバンクーバー出身の鳥子。

明るいけれどちょっと天然で、距離感をつかむのが苦手な鳥子ですが、その生い立ちはどのようなものだったのでしょうか?

鳥子の2人の母親

鳥子の両親はもう亡くなっていますが、鳥子が生まれたカナダでJTF-2という特殊部隊の軍人をやっていたと、小桜が話していました。

両親の死因については触れられていません。

様々な武器を鳥子があっさり使えてしまうのは、軍人のである親から取り扱いを教わったからだったのです。

軍人の親というから普通は父親が軍人だと思いますが、鳥子いわく、武器の扱いは「ママ」から教わったとのこと。

なるほど、鳥子には父親と軍人の母親がいるんだな。

と思いきや、そんな単純な家庭ではなかったようです。

なんでも、鳥子には「ママ」「お母さん」がいるのだとか・・・。

それも「本当の母親」と「父親の再婚相手」というわけでもなく、2人の母親しかいないという。

一体、どういうことなんでしょうか?

鳥子の親はレズビアン?

原作では鳥子の口からは明言されていませんが、空魚が鳥子の心情を推察する上で、親のことも考えています。

母親が2人いるということは、2人の女性が結婚したということで、つまりは鳥子の親はレズビアンだという推測ができます。

その仮説が正しいとして、鳥子の家庭事情を考察しようと思います。

日本では認められていませんが、鳥子が生まれたカナダでは2005年から同性婚が合法化されました。

そして『裏世界ピクニック』という作品が女同士の関係を描いた百合作品であることからも、鳥子の2人の母親が愛しあうという関係性は自然な設定だとも思われます。

では、鳥子はどうやって生まれたのでしょうか?

もちろん、女性同士では子供は生まれません。

これについてはいろいろ考えられますが、カナダは日本とは違って同性カップルでも養子縁組を引き受けられるという法律があるので、鳥子はもしかしたらどこかからもらい受けた養子なのかもしれません。

実際のところはまだ原作でも明かされていないので、今後の展開で触れられるかもしれませんね。

赤い人との出会いとその正体

小桜と一緒に裏世界に入ってしまった空魚が自分の生い立ちを語ったとき、「赤い人」が出てくる夢を見たと言っています。

その「赤い人」について、掘り下げていきたいと思います。

赤い人との出会いと空魚の親族の末路

廃墟に忍び込んでキャンプをしていたある夜、空魚が潰れたラブホテルで寝ていると、夢の中で「赤い人」と出くわします。

その「赤い人」はとても柔らかく、抱きしめられると母親なのかと感じるくらいでした。

空魚の父親や祖母、カルト信者たちのことを「あの人たち要らない?」と尋ね、空魚は「要らない」と答えます。

空魚はそのあと家に戻り、なぜか灯油を用意して家族の帰りを待っていました。

しかし結局誰も帰って来ず、数日後に山の中で父親や祖母、カルト信者たちの遺体が発見されたのです。

死因は、窪地に溜まっていたガスのようですが、「赤い人」の仕業なんでしょうか?

赤い人の正体は怪異だった!

そんな不思議な体験をした空魚でしたが、「赤い人」は一体何なのかという謎が残ります。

そしてその答えは、原作の4巻で明かされます。

亡くなった母親を思い出させるような、柔らかくて温かい「赤い人」。

空魚にとって、もはや居て当然の存在だった「赤い人」。

そんな「赤い人」の正体は実は怪異で、紛れもなく裏世界の存在だったのです!

普通ならすぐに危険な存在だと気付くはずですが、この怪異は空魚の認知に干渉していたので、ラブホテルで出会ったときから数年間にわたり、空魚は騙されてしまったのです。

「赤い人」は空魚の親族や仲間のカルト集団だけでなく、実は空魚の命まで奪おうとしていました。

空魚が家に帰った後用意した灯油は、「赤い人」が空魚をそそのかし、焼身自殺をさせようとしていたのです!

運よくそのときの空魚は「濡れるのが嫌」だと思って灯油を用意するだけだったのですが、もし「赤い人」の言う通りに被って火まで付けていたら・・・

ゾッとしますよね。。

ともかく、この事件で空魚は天涯孤独になってしまったのです。

母親の死と親族のカルト宗教入団、そして怪異に殺されかけるという、悲惨な生い立ちの空魚でした。

まとめ

いかがでしたか?

空魚は鳥子と出逢ったときから、両親が亡くなっていることをなんとなく分かっていました。

自分と同じように心に穴が開いているように感じ、その上空魚が持っていないものを持っているように見えたと、空魚は言及しています。

複雑な家庭環境で育った2人だからこそ、命を預けられるほど信頼し、この世で最も親密な「共犯者」という関係を築けたのかもしれませんね。